先日、授業参観に行きました。
参観日といえば、子どもの授業風景を、教室の後ろから見るのが一般的ですが、今回は少し勝手が違いました。
家庭科の授業で、エプロンを縫うという課題が課せられていました。何種類かの縫い方を教えてもらっているようで、この部位は「本返し縫いで」その他は「波縫いで」などと指示されていました。
ちゃんと縫えるのかな?と心配していると、先生が最後に一言、「本返し縫いは難しいから、お父さんやお母さんに手伝ってもらって下さい。」といわれました。えっ?お父さんに手伝ってもらえって、、、「本返し縫い」??? そんなん知らん!!(汗、汗、汗、、、)年甲斐もなく焦ってしまいました。まわりのお母さんは、我が子の机にいって、ご機嫌に手伝っています。なんとほほえましい姿でしょうか。それとは対照的に、こちらは、どうしようもないにもかかわらず、とりあえず子供の近くに行き、「いけるか?」と聞いてみると、「無理!」と即答。「おとうさん手伝って」といわれました。
縫い方の本を見ながら挑戦しましたが、何となく縫えてはいるのですが、どう見ても教科書のとは、似ても似つかない縫い方に、、、これはあかんと思い、急いで母親を呼びに行きました。子供はこれで事なきを得たようですが、こちらの無力感はかなりの物で、しばらく落ち込みました。
今日の一言:授業参観は、子どもの勉強姿を見に行くだけと油断すると、親にも試練が与えられることがあります。