2013年12月7日土曜日

SONY C-38B(ソニー・サンパチ)

管弦楽のコンサートを見に行ったときに、SONY C-38B というマイクを見つけました。
 
このマイクは、テレビをはじめ、多くの現場で使われているので、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
 
 
漫才でよく使われるマイクといえば、何となくピンとくるとおもいます。
 
初代の C-38B は 1965年に発売されたそうですが、未だに販売されています。
 
カタログの PDF はこちら
 
テレビスタジオにたくさん転がっていたので、時間があるときに、こっそり使って遊んでみたのですが、とても素直な音のマイクだったと覚えています。ただ、感度はそれほど高くないのか、吉本新喜劇の地方公演で、ステージ上の音の収録に使われていたときに、オペレーターのかたが少し苦労しておられたようでした。(20年以上前の話です。)個人的には、使い込んだわけではないので、正確には評価はできませんが、大変多くの方に高く評価されているマイクです。
 
定かな記憶ではないのですが、当時の外部電源供給装置(ファンタム電源)は、現在発売されている AC148F とは違ってサイコロ状の物でした。入出力が二系統ついていていて、上から見ると IN OUT の端子が正方形に配置されていたので、オペレーターの方から「チャンネルを間違えないように気をつけてね。」と言われたのを覚えています。なんでこんなに中途半端な形状なんやろうと思っていました。
 
今日の一言:本当にいいものは、古くても使われ続けます。