Roland U-220(ローランド U-220)は、かなり以前に発売されたデジタルシンセサイザーの音源です。
カタログを見ていると1989年とかかれているので30年以上前の機種です。
コンピューターにつなげるとちゃんと音はなるのですが、液晶がまともに表記されなくなったので使えなくなりました。
それまでも操作ボタンが押せなくなった事があり、修理でなんとか治していただいたのですが、そのときですらこれ以上直せませんといわれていたので、今回は修理を出さずに廃棄することにしました。
音色を加工することがあまり出来なかったので、シンセサイザーの音源というよりはサンプリング音源に近い音源モジュールだったと思います。
当時は音を作るシンセサイザーというより、生楽器に近い音が出せる、サンプラーのようなシンセサイザーがもてはやされた時期だったので、その流れをくんだ機種だったと思います。
当時バイトしていた音響屋が、電子楽器を売っていた時期があったので、たまたま多くのメーカーの音源に触れる機会に恵まれていました。その中で、学生でも頑張れば買える程度の値段で手に入ることができる音源としては、ダントツのクオリティーだったと思います。
シンセサイザーってもともと音を自由につくる楽器なので、古くなっても動きさえすれば使い続けられます。
今聞いても結構いい音だと思うので残念です。
今日の一言:電子楽器は壊れさえしなければずっと楽しめます。