子供が筆箱を買ってもらっていました。
僕らが小さいころの筆箱は、ほとんどがプラスチック製の箱型で、磁石でふたが閉まるタイプのものでした。低学年のころは、片面が開くタイプのものがほとんどでしたが、その後、二段構造になっていたり、両面が開くタイプが出てきたように思います。ふたは、キャラクターや当時の流行もんのイラストがビニールに印刷されていました。このふたの、ちょうつがいの部分や、角のビニールが破れやすく、ふたがぼろぼろになったら買い替え時でした。
あと、「像が踏んでも壊れない」と宣伝していたプラスチック製の「アーム筆入れ」もありましたね。デザインがそっけなかったので、買いたいとは思わなかったのですが、持っている人が、筆箱の上に載って「こわれへんでーー」と言っていたのを覚えています。
最近では、ビニール製のポーチのような筆箱が多いようです。布製のチャック式筆箱は以前からありましたが、中で鉛筆の芯が折れそう、との理由で使う人は少なかったと思います。今のものは、固めのビニールで出来ているので大丈夫なようです。新しく買ってもらっていたのはこのタイプで、箱型のものに比べてたくさん入るので、鉛筆やボールペン、定規に、はさみまで、こんなにいらんやろうと思うほど詰め込んで使っています。
箱形の筆箱は、どういう訳か中学生になると誰も使わず、多くの人はカンペンケースを使っていました。
今日の一言:箱形筆箱は小学生のシンボルの一つです。